平成23年の夏、藤岡市内で知事選挙の遊説をしていたとき、特別支援学校を地元に設置してほしいという切実な要望を保護者の方々からおうかがいしました。
それまで、富岡、藤岡、吾妻には特別支援学校がなく、児童の皆さんやご家族の負担は大変なものでした。例えば、嬬恋村から片道一時間半かけて通学していた子どもさんもいたのです。

何とかしなければという思いで取り組み、平成27年4月に吾妻特別支援学校が開校して、特別支援学校の未設置地域は解消されました。

次の課題はすべての特別支援学校に高等部を設置して、小学部から高等部まで地域に一貫して学べるようにすることです。
高等部でしっかりとした職業教育を行い、さらに実習先や雇用先を確保することで就労につなげ、生徒が自立していくことが重要だと考えるからです。

そして、特別支援学校に通う子どもさんの保護者の方々にとっては、「いつ」高等部ができるのかということが切実な問題です。
現在、高等部の未設置地域は4地域です。職員には自分が保護者になったつもりで、はっきりしない予定ではなく、きちんと目標年度を設定して取り組むよう指示しました。
障害の有無にかかわらず、誰もがそれぞれの地域で安心して暮らせる群馬県を目指して、これからも精一杯努力していきます。