本日開催された県議会本会議において、7月の知事選挙への出馬を正式に表明いたしました。

知事に就任してからの8年間は、平成19年の就任直後の台風9号による災害対応、翌年のリーマンショックによる景気減速に対する雇用対策、21年の政権交代による八ッ場ダムの中止、さらには23年の東日本大震災からの復興対策など、正に激動の日々でありました。そのような中、「子ども医療費の無料化」、「ドクターヘリの導入」、「30人学級への移行」をはじめ、多くの問題に取り組んでまいりました。

特に、東日本大震災の後、市町村、商工団体、農業団体、観光団体などが一丸となって取り組んだ「群馬デスティネーションキャンペーン」では大きな成果を収めることができました。県民の皆様がオール群馬で取り組んだ結果であり、これにより、「やればできる」、「やろう」という気運が醸成されたと思っております。

また、北関東自動車道の開通とともに、東毛広域幹線道をはじめとする「7つの交通軸」の整備が進み、企業誘致も全国トップクラスとなるなど、大きな成果も上がり、また、昨年は「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に、さらに「富岡製糸場」は国宝に、そして、ゆるキャラグランプリで、ぐんまちゃんが日本一になるなど、国内外へ群馬の魅力を発信できた記念すべき年であったと思っております。

来月には、金沢まで北陸新幹線が開通し、群馬は首都圏と信越・北陸を結ぶ結節点、「人、もの、情報」の行き交う拠点となります。このような中、今までの「東京が近くなった」という発想ではなく、「群馬の魅力を引き出し、群馬に人を呼び込む」という新たな発想で、この拠点性を活かし、新たな産業や雇用を創出し、子どもを産み育てられる環境を整備するなど、人口減少問題にしっかりと取り組んでまいります。

また、群馬県は、障害児教育においても、この4月に特別支援学校の未設置地域が解消されます。群馬の子どもたちが、誰でも等しく教育を受けることができるようになります。今後は更に、障害のある方が生きがいを持って自立し、就労できる取り組みを進め、県民誰もが、夢と希望を持ち、自信を持って働き、安心して生活できる環境整備を積極的に進めていかなければならないと考えております。

私自身、8年前、「2期8年」の公約を掲げて選挙戦に臨んだ訳であります。県民とのお約束であることは十分承知をしておりますが、今日まで、経済団体や医療団体、観光団体をはじめ、30を超える団体の皆様からの立候補への要請をいただきました。私自身、熟慮に熟慮を重ねた結果、その思いに応え、あらためて群馬の未来を創生するため、群馬の発展のために、全力を尽くす覚悟をいたしました。

雇用や人口減少が問われている今こそ、あらためて県民の皆様の審判を仰ぎ、支持がいただけたならば、先頭に立って取り組んでいきたいと考えております。これまで積み上げてきたものを土台にしながら、新しい時代の流れに対応し、歩みを止めることなく前に進み続け、群馬がさらに大きくはばたけるよう、オール群馬で取り組んでまいります。